こんにちは、ゆるもふです。
仕事と家事育児に翻弄されながら、資産形成の勉強をしています。
この記事では、インフレ対策と流動性確保を狙った、わが家の教育資金積立てプランをご紹介します。
ポイントは貯金・債券・株式をバランスよく、子どもの年齢に合わせて用意すること!
子を持つ親ならみんな必ず一度は頭を悩ませる問題だと思います。
私ゆるもふは5歳児の母で、2025年に第2子出産を控えています。それはもう、たくさん調べました。そこで一番気になったことは、教育費が上がっていくという噂。
細かい説明は専門家さんの解説にゆだね割愛させていただきますが、少子高齢化とインフレの影響で教育費が上がっていくということのようです。
少子高齢化により子ども1人にかける教育費が上がっていく、そして、インフレにより社会経済全体の物価が上がっていく。その両輪で教育費は上がっていくであろうという見立てです。一方で、教育費には、支出のタイミングを先送りにすることができないという特徴もあります。
つまり、教育費の積立てには、
・インフレ対策
・子どもの進学に合わせた支出計画(=流動性があるということ)
の両立が必要になります。
中学入学まで:現金200万円
高校入学まで:現金100万円+株式150万円
大学入学まで:現金50万円+債券200万円+株式200万円
これを実現するために、やることはたったの3つ!
①児童手当
児童手当は、子どもが高校3年生の年度末を迎えるまで、毎月1.5万円もらえます。
これは、生まれた時からひたすら貯金して、目標の範囲内で必要な時に使います。現金ほど流動性の高いものはありません!
0歳〜中学入学 :1.5万円 × 12ヶ月 × 15年 = 216万円 (このうち200万円だけ中学生のうちに使う)
〜高校入学 :16万円 + 1.5万円 × 12ヶ月 × 3年 = 70万円
〜大学入学 :1.5万円 × 12ヶ月 × 3年 = 54万円
②投資信託
貯金だけではインフレに耐えられないので、株式も積み立てます。
15年以上時間をかけて成長させることを目標にしているので、S&P500のインデックス投資信託を使います。
なお、税金対策として新NISA口座で運用することが前提です。
0歳〜10歳 :毎月1.5万円を積立てつつ、以降複利で運用する(平均年利7%と想定)
〜高校入学 :150万円取り崩す
〜大学入学 :200万円取り崩す
③債券
株式に対するリスク調整のため、債券も積み立てます。
債券への投資方法は多々ありますが、学費との相性が良さからLQDという債券ETFを使います。
LQDとは、米国の投資適格社債に分散投資する債券ETFです。(詳しくは別記事にてご紹介したいと思います!)
こちらも株式同様新NISA口座で運用しますが、米国ETFのため約10%の課税がありますので、それも考慮します。
0歳〜10歳 :毎月1株を定期購入する
〜高校入学 :毎月の配当金約5000円を日本円で受け取り貯金する
0.5万円 × 12ヶ月 × 5年 = 30万円
〜大学入学 :200万円取り崩す
なお、LQDの株価は日々変動するため株価リスクが伴います。株価や運用実績により、配当額も月々異なります。
また、ドルで積立てて、ドルで配当されるため、為替リスクも伴います。
以上のリスクを踏まえた上で、上記試算においては、以下を前提にしています。
・LQDの株価は10年間105ドルで固定
・1ドルは10年間150円で固定
・年間配当率は3.5%で固定
ここまで読んでいただき、きっと「面倒くさそう・・・」と思われたと思います。
ですが、実際は超簡単です!
①児童手当
親の口座に振込されるので、1年に1度まとめて18万円を子どもの口座に移すだけ。
②株式、③債券
0歳のときに定期購入を設定するだけ。
新NISAを使っていない方は、まず証券口座を作るところからですが、5分もあれば申し込みは完了します。個人的なおすすめは楽天証券。米国ETFの定期購入設定が可能です。
このプランは「教育費900万」を目標としましたが、目標額や積立可能な額から、家計それぞれに合わせて調整していくことも可能だと思います。ゆるもふ家の場合、今の家計や第1子の教育費積立てを踏まえて、バランスよく調整していこうと思っています。
教育資金の積み立ては長い道のりですが、みんなで一緒に子どもの未来を応援しましょう!